【GUが未来化?】ガイアの夜明け【一本足打法からの脱却】
2017 9/26 #ガイアの夜明け
GUは「ガウチョ」を連呼するCM
でガウチョパンツを大ヒットさせたらしい。
ということでYouTubeでCMを見てみた。
香椎由宇が「ガチョーン」と間違え、山本美月と波瑠が「ガウチョ」と突っ込む。
その後ガウチョと連呼してる。
確かに、頭に残る。ガウチョってなんだろうと気になる。
同じ戦略を「スカンツ」でも行った。
このように売り出したい商品を
上手く売り出してきた。
悪く言えば、大ヒット商品に依存してしまったのである。
ところでみなさん、一本足打法という言葉をご存知でしょうか?
野球が好きな方なら当たり前じゃねーかって感じでしょうか。
世界のホームラン王である王貞治の代名詞とも言えるものです。
ガウチョなどの単一の事柄に頼ることを一本足打法と表現する。
その一本足打法に限界がきている。
一つの商品が業績全体を引き上げるような一点突破での「大ホームラン」は狙いにくくなったのである。
そこで、新たにオープンしたのが横浜の超大型店舗である。
大きく分けて3つの戦略がある。
一つ目は、
820坪の店内にマネキン200体を置くことである。
200体。冷静に考えて欲しい。200体である。
お客さんよりマネキンの方が多くなりそうである(笑)
200種類のお手本コーディネートがあれば畳んである服よりもリアルなイメージができる。
2つ目は、
大きな鏡にデジタルツールが付いていることである。
商品タグをかざすとレビューやコーディネートが見れる。
これは客が流れているフリマアプリに対抗しているそうである。
百聞は一見にしかずという言葉がある。
ネットでレビューを見て良さげだったので買ったら失敗した。
よくある話である。色合い、肌触り、サイズ感などは実物を見ないとわからない。
これを店で試着もでき、レビューも見れるのはありがたいものだ。
3つ目は、
モデルが素人モデルである。
これは自分が着た時の想像がよりリアルになる。
外人がカッコよく着こなしているCMを目にする
いざ試着してみるとこんなもんだったっけ?
と悲しくなる。
まあシャツ一枚とGパンでカッコよく決まってしまう外人とは別次元だ。
控えめに言って参考にならない。
だから、 自分と顔やスタイルが近い素人モデルはよりリアルだ。
まとめ
この3つに共通するのは「リアルさ」である。その上で、買い物の楽しみも与えてくれる。デジタル化によって若い人から大人までさらに行きやすい店になったのではないか。